噛み合わせ・歯並びと健康について
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噛み合わせ・歯並びと健康について
姿勢と健康
「日常生活における姿勢が、噛み合わせや健康に大きく影響する」ということをご存じでしょうか? 「えっ、本当…!?」と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、本当です。
歯科医師として毎日多くの患者さまのお口の中を見ていると、その方の将来がとても心配になることがあります。なぜなら、お口の中の状態が、その方の人生の健康状態を大きく左右するからです。
最近、「子どもも大人も姿勢が悪いな…」と感じることが増えてきました。そうです、猫背の方がとても多いのです。
猫背の原因として、スマホの使用、デスクワークでのパソコン作業などがあげられます。また、ストレス社会といわれる現在、そのストレスを抱えて1人で考え込み、自然とうつむきがちになることから姿勢が悪くなってしまうということもあります。
そのほかにも頬づえをつく習慣があったり、寝る姿勢が悪かったりするなど、さまざまな原因で噛み合わせや歯並びが悪くなってしまいます。ひどい場合は、体調が悪くなってしまうこともあるのです。

噛み合わせ・歯並びを悪いまま放置すると…
噛み合わせや歯並びが悪くなり、放置してしまった場合、どのようになるのでしょうか…? 頭痛、耳鳴り、首の痛み、肩こり、腕のしびれなどさまざまな悪影響が出るといわれています。もちろんこれらの症状の原因が、全て噛み合わせや歯並びにあるというわけではありません。しかし、これらの症状が出てしまうおそれは充分にあるのです。
つまり、噛み合わせや歯並びが気になるという方は、放置してはいけないのです。「たいしたことない」「すぐに治るだろう」という思い込みが、後々大変なことにつながってしまうこともあります。

戦後と現代の日本人の食生活
現代は、生活だけでなく食事の様式も豊かになっています。その一方、食べものが軟らかくなったことで、顎の発達や歯並びへの影響も懸念されています。
戦後、日本には欧米の食文化がどんどん入ってきました。そもそも戦前の日本では硬いものを食べるということが多かったのですが、食生活の大部分が欧米化するなかで、いまでは欧米食が当たり前になっています。
この食生活の変化が1つの原因となり、お口の健康に悪影響が出ることがあるのです。
例えば、日本人にとってなじみ深い硬いお菓子に、おせんべいがあります。おせんべいのように硬いものを日常的に食べる習慣は、顎をしっかりと使ってよく噛む必要があるため、歯を丈夫にすることに直結するのです。
ですから、「硬いものを食べている戦前の日本人の歯は丈夫だった」というのもうなずけます。硬いものを食べると、唾液がたくさん分泌されます。唾液の分泌というのは、歯の再石灰化にもつながるのです。
それに比べて現代のお菓子は、スナック菓子のように、噛む力がほとんどいらないくらい軟らかいものが多くなっています。あまり硬いものを食べなくなった現代人は、噛む力が弱くなってきているのです。顎がきちんと発達せず、左右にずれていくことで、歯並びにも影響が出ます。そうなるとおいしく食べられなくなってしまうだけでなく、しっかりと噛むという機能自体が弱くなってしまいます。
スマホの使用やデスクワークでのパソコン作業、ストレスによるうつむき姿勢、生活様式の欧米化による食べ物の変化など、現代人の歯は危険にさらされているともいえるのです。

解決するには…?
「歯並びを良くし、口腔内環境を健康に保つ=健康的な人生」を実現するためにも、フォレス歯科・こども矯正歯科では歯科医師による丁寧なアドバイス、治療法やアフターケアのご説明をしています。
その際に使うのが、最新式の「デジタルレントゲン」です。
デジタルレントゲンは、従来のフィルムタイプのものに比べ得られる情報量が格段に多く、画像もより鮮明であるため、正確な診断ができます。被曝(ばく)量も、最大1/10に抑えられており、体にもやさしいです。
デジタルレントゲンは保険適用なので、ご安心ください。
なお、デジタルレントゲンは矯正治療にも有効です。お口の中をしっかりと診断し、状態に応じて、矯正による歯並び・噛み合わせの改善もご提案しています。
「たかが歯並び」ではなく「されど歯並び」です。噛み合わせはあなたの人生を豊かにします。「噛み合わせや歯並びが気になる…」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
また、当院では「プチ矯正」も行なっています。
プチ矯正は前歯を中心に左右計6本のみを矯正する方法です。歯列全体を改善する矯正治療よりも料金が安く、治療期間も短くなります。見た目が気になる前歯を短期間・低価格で治療できるので、とても人気があります。
最近、多くの患者さまがこのプチ矯正を行なっています。詳しくはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
大阪府門真市にある、患者さまに寄り添う歯医者さん「フォレス歯科・こども矯正歯科」では、やさしい院長が、丁寧にご説明・治療いたします。
院内はバリアフリー設計にもなっていますので、お子さま連れでもご安心して来院いただけます。
少しでも気になる症状がある方は、ぜひ当院にご相談ください。

マウスピースによる改善
マウスピース矯正は、設計段階から治療後の噛み合わせまで考慮して行なわれます。検査のデータをもとにコンピューター上で3Dシミュレーションを行ない、上下の歯がどの位置に移動して、最終的な歯並びがどうなるのかを確認できます。そのうえで実際のお口の中に合わせたマウスピースが作製されます。
そのため、歯並びだけでなく噛み合わせの改善も期待できます。

顎関節症

顎関節症の症状
顎関節症になると、主に以下のような症状が現れます。
- 口を大きくあけたときに「カクッ」と音がする
- 耳のあたりが重い感じがする
- 大きく口をあけたり、強く噛んだりすると関節が痛む
- 口を大きくあけられない、またはあけにくい
- 朝、口が開かないときがある
- 顎が外れそうになる感覚がある
- 関節に不調があり、口の開閉がスムーズにできない
- 顎の左右の動きにずれがある
これらの症状が悪化すると、頭痛、めまい、耳鳴り、肩こりなどの全身への影響が出ることがあります。
顎関節症の治療
まずレントゲン撮影や顎周囲の筋肉の触診で、ストレスがかかっている筋肉と下顎のずれを特定します。その後、スプリント(マウスピース)を使って下顎を正常な位置へ誘導し、症状の改善を目指します。
生活習慣の改善だけで症状が和らぐこともあれば、顎の動きを診査し、噛み合わせを調整することで改善が見られる場合もあります。
当院ではこれらに加え、自費診療の治療にも取り組んでいます。
リハビリテーションとしての運動療法や、患者さま一人ひとりの習癖を改善するためのプログラムを導入し、根本的な問題点にアプローチすることで症状の改善を図ります。
顎関節症であると自覚されている方は少なくありませんが、実際に歯科医院で相談したり治療を受けたりする方は少ないのが現状です。当院では顎関節症治療に精通した院長が積極的に治療を行なっていますので、お気軽にご相談ください。
歯ぎしり

歯ぎしりの治療
歯ぎしりや食いしばりは、自覚がない方もいれば、朝起きたときに顎にまで痛みを感じる方もいるほど、多様な症状を引き起こします。世界的に見ても多くの方が抱える問題で、歯の欠損や破折、歯の根元がぐらつく原因にもなります。歯ぎしりや食いしばりにより筋肉が異常に緊張し、頭痛や肩こりだけでなく、背中や腰の痛みを引き起こすこともあります。
歯科治療では、就寝時にナイトガード(マウスピース)を装着して歯を保護しますが、筋肉のこりや張りを和らげなければ、症状は改善しません。当院では、歯ぎしり・食いしばりの根本治療を目指していますので、お気軽にご相談ください。
リスク・副作用
噛み合わせの治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 噛み合わせのバランスによっては、ご自身の歯を削る場合があります。
- 歯の状態によっては根管治療が必要になることがあります。
- 治療後に噛み合わせが変わることがあります。
矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
- 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
- 治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
- 歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
- 装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
- ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
- 治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
- 歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
- 装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
- 顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
- 治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
- 加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
- 矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
デジタルレントゲン装置を用いた検査にともなう一般的なリスク・副作用
- 治療内容によっては保険診療となることもありますが、基本的には自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 診査中はできるだけ顎を動かさないようにする必要があります。
- 人体に影響しない程度(アナログレントゲン撮影装置の1/10以下)のごくわずかな被ばくがあります。
- ペースメーカーを使われている方、体内に取り外せない金属類がある方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は検査を受けられないことがあります。
部分矯正にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 前歯6本だけを治す方法なので、噛み合わせは改善できません。噛み合わせの改善を希望される方は、全顎の矯正治療が必要となります。
- 症状によっては、でこぼこの前歯がきれいに並ぶスペースを確保するため、歯と歯の間を削る必要があります。しかし、エナメル質(歯の表面)を0.3~0.8mmほど削る程度なので、歯への支障はほとんどありません。
- 前歯だけの治療となり動きが限られているので、症状によっては希望どおりに仕上がらないことがあります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)を用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
- ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
- 症状によっては、マウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療できないことがあります。
- お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
- 装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
- 治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- 食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
- 治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
- お口の状態によっては、マウスピース型矯正装置(インビザライン)に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
- 治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
- 薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
薬機法において承認されていない医療機器「インビザライン」について
未承認医療機器に該当
- 薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2025年7月2日最終確認)。
入手経路等
- アライン・テクノロジー社(日本法人:インビザライン・ジャパン合同会社)より入手しています。
国内の承認医療機器等の有無
- 国内では、マウスピース型矯正装置(インビザライン)と同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2025年7月2日最終確認)。
諸外国における安全性等にかかわる情報
- 1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けていますが、情報が不足しているため、ここでは諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済対象外
- 国内で承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器(生物由来等製品である場合に限る)・再生医療等製品による副作用やウイルス等による感染被害で、万が一健康被害があったとき、「医薬品副作用被害救済制度」「生物由来製品感染等被害救済制度」などの公的な救済制度が適用されますが、未承認医薬品・医療機器・再生医療等製品の使用は救済の対象にはなりません。また、承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器・再生医療等製品であっても、原則として決められた効能・効果、用法・用量および使用上の注意に従って使用されていない場合は、救済の対象にはなりません。
日本では、完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。
顎関節症治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 基本的には保険での診療となりますが、治療内容によっては自費(保険適用外)となることもあり、保険診療よりも高額になります。
- 薬物療法で鎮痛消炎剤や筋弛緩剤を使う場合、胃腸障害、眠気、倦怠感などを引き起こすことがあります。
- スプリント治療やプレート治療を行なう場合、装着を怠ると治療期間が長引くことがあります。
- 顎関節症は矯正治療により改善されることもありますが、矯正治療と関係なく悪化することもあります。矯正治療を行なったからといって、必ず顎関節症が治るというわけではありません。現段階で、顎関節症と矯正治療との明確な因果関係は示されていません。
歯ぎしりの治療にともなう一般的なリスク・副作用
- 治療に使うマウスピースは、不快感がないよう設計されていますが、嘔吐反射が強い方やお口の中の異物感に敏感な方は、装着が難しいことがあります。
- マウスピースを装着しているときは、歯は唾液と接することがないので、虫歯になるリスクが高くなることがあります。